今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
脳卒中の救急診療:7つのバトン
脳卒中患者の救急搬送とテレストローク
藤井 修一
1
,
芝﨑 謙作
2
,
木村 和美
2
1鏡野町国民健康保険病院内科
2川崎医科大学脳卒中医学
pp.1777-1780
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104125
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●t-PA静注療法を成功させるためには,病院前救護体制の構築が必要である.
●脳卒中の病院前救護の標準化を目指したPSLSが救急隊員により行われている.
●倉敷病院前脳卒中スケール(KPSS)により脳卒中患者の抽出と重症度の評価を行うとよい.
●t-PA静注療法が可能な医療施設に地域格差がみられる.
●テレストロークにより脳卒中医療の地域格差を是正できる.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.