今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
脳卒中の救急診療:7つのバトン
救急外来での脳卒中初期診療
藤本 茂
1
1新日鐵八幡記念病院脳卒中センター脳血管内科
pp.1783-1788
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104126
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ポイント
●脳卒中急性期病院では,rt-PA静注療法を24時間体制で遂行できることは最重要事項といえる.
●rt-PA静注療法は厳格かつ迅速な適応判断のもとで,脳卒中専門医と看護師,コメディカルによるチーム体制で遂行される必要がある.
●診断の精度を保ちつつ院内体制を整備し,患者到着から治療までの時間を可能な限り短縮することは,治療効果を高めるのみならず,治療適応症例を少しでも増やすことにつながる.
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