今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
喘息とCOPD
慢性期におけるCOPDの治療
南木 伸基
1
,
山地 康文
1
1三豊総合病院呼吸器内科
pp.1626-1632
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104090
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ポイント
●COPDは,予防/治療が可能である.
●COPDの危険因子は,喫煙である.
●COPDの管理には,確定診断すること,危険因子を減らすこと,安定期のCOPDの治療,急性増悪の治療が重要である.
●薬物療法は,症状の予防やコントロールが可能で,急性増悪を減少させ,健康状態を改善させ,運動耐応能を改善させる.
●非薬物療法も,同時に有用である.
●患者教育により,スキルが改善し,疾患への対処が可能になり,健康状態が改善し,禁煙が成功し,人生の終末期の理解が進み,急性増悪への反応が改善する.
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