今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
心不全の治療
【急性心不全の内科的治療】
非薬物療法:経皮的心肺補助―IABP・PCPS・LVAS
平光 伸也
1
,
宮城島 賢二
2
,
木村 央
2
1平光ハートクリニック
2藤田保健衛生大学医学部循環器内科
pp.1273-1276
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104008
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ポイント
●内科的治療抵抗性の心原性ショックには,何らかの非薬物治療が必要である.
●IABPは後負荷を減少し冠血流を増加させて,心拍出量を増加する.
●PCPSは全身への血流を増加させるが,後負荷を増加させる.
●LVASは前負荷を減少して心拍出量を増加し,長期補助が可能である.
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