今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
心不全治療へガイドラインをどう活用するか
慢性心不全治療における日本のガイドラインの特徴―RAA系を中心として
堤 丈士
1
,
斎藤 能彦
1
1奈良県立医科大学附属病院循環器腎臓代謝内科
pp.1220-1224
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103999
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●慢性心不全においてRAA系は,重要な役割を果たしており,早期にその改善を求められる.
●日本と比較し欧米では,ACE阻害薬およびARBの投与量が多く,大規模試験もそれに準じ施行されている.
●BNPなどでの評価は,簡便で非常に有用だが,必ずしも一致しない病態もある.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.