今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎
膵炎をどう治療するか:自己免疫性膵炎のマネジメントのポイントは?
どんなときに自己免疫性膵炎を疑うか? 一般医が行うべき検査は何か?
岡崎 和一
1
,
小藪 雅紀
1
,
内田 一茂
1
1関西医科大学内科学第三講座(消化器肝臓内科)
pp.456-460
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103826
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●自己免疫性膵炎には硬化性胆管炎,硬化性唾液腺炎,後腹膜線維症などの膵外病変をしばしば合併する.
●造影CTにて膵のびまん性腫大,低吸収性被膜様所見が典型である.
●ステロイドが奏効するが,診断的治療はすべきではない.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.