今月の主題 循環器薬の使い方 2009
病態に応じた薬物治療の基本
慢性心不全(安定期)
福田 延昭
1
,
倉林 正彦
1
1群馬大学医学部臓器病態内科学
pp.88-91
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103742
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ポイント
●慢性心不全では,交感神経系,RAA系などの神経体液性因子が重要な因子となっている.
●慢性心不全の進行の予防は,RAA系抑制薬やβ遮断薬がその中心となっている.
●症状や病態に合わせ,利尿薬,抗アルドステロン薬,ジギタリス,強心薬が使用される.
●長期的な効果には,患者の内服コンプライアンスも重要であり,患者教育も必要.
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