特集 目でみる診療基本手技
診療手技
チューブ挿入法・カテーテル管理法
胃瘻カテーテルの交換と管理
倉 敏郎
1
1町立長沼病院内科
pp.165-173
発行日 2008年12月20日
Published Date 2008/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103697
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近年,PEG(percutaneous endoscopic gastrostomy,経皮内視鏡的胃瘻造設術)が急速に普及し,一般臨床医にとっても理解しておくべき手技となってきている.胃瘻カテーテルの交換(以下,PEG交換)はある程度トレーニングを受けた臨床医であれば比較的容易に施行が可能である.しかし,その対象患者は高齢者や神経難病などの一般状態が決して良いとはいえないことが多く,交換時の合併症はときに致命的となる.このため,PEG交換と管理にあたっては細心の注意を払い,合併症を起こさない心構えが必要である1).
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