特集 見える!わかる!できる!プライマリ・ケア手技/処置
【在宅診療の基本手技・処置】
胃瘻交換
田上 佑輔
1
1やまと在宅診療所
キーワード:
胃瘻
,
バルーン型
,
バンパー型
,
誤挿入
,
瘻孔破損
Keyword:
胃瘻
,
バルーン型
,
バンパー型
,
誤挿入
,
瘻孔破損
pp.434-435
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414103210
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カテーテルの種類と交換時期
胃瘻カテーテルは定期的に交換しないと劣化し,管内の詰まり,細菌感染が起こる.また頻繁に交換すると合併症を起こす確率が増すため,適切な交換時期がある.交換時期は内部ストッパーがバンパー型かバルーン型かによって異なる(J1).バンパー型は4カ月が過ぎると交換に対して保険請求ができる.最近は耐久性が良いものが多く,実際は6カ月毎に交換している施設が最も多い.バルーン型は24時間を経過すると交換に対して保険請求が可能である.バルーンの耐久性が良くなり,多くの施設では1~2カ月毎にカテーテル交換が行われている.
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