今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
内科診療におけるmultiple problems
【薬物投与のジレンマ】
中等度の慢性腎臓病患者に対する変形性関節症の薬物治療
森永 貴理
1
1安城更生病院腎臓内科
pp.1630-1633
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103514
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ポイント
●慢性腎疾患患者では,NSAIDsによる急性腎不全のリスクが高い.
●腎障害の症例には,NSAIDsよりもアセトアミノフェンが安全である.
●NSAIDsの開始後には,早期に腎機能の評価を行うべきである.
●鎮痛薬を長期的に使用する場合には,定期的な腎機能の評価が望ましい.
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