今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
内科診療におけるmultiple problems
【薬物投与のジレンマ】
潰瘍性大腸炎の既往がある患者へのNSAIDs使用と再燃
井上 詠
1
,
今枝 博之
2
,
日比 紀文
3
1慶應義塾大学病院包括先進医療センター
2慶應義塾大学病院内視鏡センター
3慶應義塾大学医学部消化器内科
pp.1626-1629
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103513
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ポイント
●緩解期の炎症性腸疾患では,従来型のNSAIDsの投与により再燃をきたすことがある.
●短期間のCOX-2選択的阻害薬投与であれば,再燃に対する影響は少ない.
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