連載 患者が当院を選ぶ理由 内科診察室の患者-医師関係・8
診察室でのちょっとした工夫―患者が語りやすくする
灰本 元
1
Haimoto Hajime
1
1灰本クリニック
pp.1548-1551
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103495
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長く通院する間に高血圧患者の家庭血圧が135/85以下にきっちりコントロールされてしまうと,血圧の話題は薄くなってしまう.そのとき,医師が“どんなことも診ますよ”“些細な心配も聞きますよ”という心構えなら,実にさまざまな身体の訴えや家族,仕事など日常の話題へ拡がっていく.吸い取り紙に鮮やかな絵の具を落としたような拡がり方である.
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