今月の主題 実践! 糖尿病診療
糖尿病診療の今
わが国の糖尿病治療の現況
金塚 東
1
1千葉中央メディカルセンター糖尿病センター
pp.964-968
発行日 2008年6月10日
Published Date 2008/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103374
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ポイント
●1型糖尿病患者において,超速効型ヒトインスリンアナログ製剤と持効型製剤によるbasal-bolusインスリン注射療法が多用されている.
●2型糖尿病で,経口血糖降下薬あるいはインスリン製剤により治療を受けている多くの患者において血糖コントロールが不良である.
●2型糖尿病は病態が多様であるから,経口薬単剤で血糖コントロールが得られなければ,積極的に第2,3の経口血糖降下薬,さらにインスリンの併用ないしインスリン療法への変更を考慮すべきである.
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