今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療
鼎談
診療現場での骨折リスク評価と今後の展望
細井 孝之
1
,
藤原 佐枝子
2
,
五來 逸雄
3
1国立長寿医療センター先端医療部
2放射線影響研究所臨床研究部
3国際医療福祉大学熱海病院産婦人科
pp.520-530
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103278
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骨粗鬆症の予防・治療の目的は骨折予防であることが,ガイドラインにおいて示されている.骨折予防には,日常診療で骨折リスクをもつ患者を把握し,早期に治療が開始されなければならないが,内科領域ではその取り組みが遅れている.
本鼎談では,骨折リスクの考え方および骨折リスクをどのように評価し,治療にどう活かすか,また現在開発中の骨折リスク評価ツールFRAXについてお話しいただく.
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