連載 聖路加Common Diseaseカンファレンス・12
―血液内科編―汎血球減少症から鑑別診断を考えよう
森 信好
1
,
岡田 定
2
1聖路加国際病院内科
2聖路加国際病院血液内科
pp.537-542
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103280
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汎血球減少症の診断 まずここを押さえよう
①日常診療のなかで汎血球減少症に遭遇することは意外に多い.汎血球減少症をキーワードにした鑑別疾患ができるようになろう.
②汎血球減少症をきたす代表的病態には,肝硬変に伴う脾機能亢進症,抗癌剤使用に伴う骨髄抑制,再生不良性貧血,骨髄異形成症候群,巨赤芽球性貧血,重症感染症,SLEがある.
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