今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療
予防と治療
カルシトニン製剤の使い方
楊 鴻生
1
1兵庫医科大学篠山病院整形外科
pp.499-503
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103273
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ポイント
●カルシトニン製剤は骨粗鬆症治療における古典的な薬剤であるが,現時点でも疼痛を有する高代謝回転型骨粗鬆症には第一に選択される薬剤である.
●カルシトニン製剤は,注射剤,鼻腔噴霧剤などの剤型がある.本邦では骨粗鬆症に伴う疼痛に対する週1回筋肉注射による投与に保険適用があり,使用期間は6カ月を限度としている.
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