特集 いま,内科薬はこう使う
代謝・栄養障害薬
カルシトニン製剤
山田 真介
1
,
稲葉 雅章
1
1大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学
キーワード:
エルシトニン
,
カルシトラン
Keyword:
エルシトニン
,
カルシトラン
pp.338-340
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106458
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カルシトニンは哺乳類では主に甲状腺C細胞から分泌されるペプチドホルモンで,骨吸収抑制作用・鎮痛作用などの薬理作用を有する.カルシトニンの活性値は哺乳類よりもウナギやサケなどの魚類において高いため,合成ウナギカルシトニン誘導体(エルカトニン)や合成サケカルシトニン誘導体〔カルシトニン(サケ)〕が開発され,特に骨粗鬆症性疼痛における第一選択薬として推奨されている.
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