今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療
予防と治療
ビタミン系製剤の使い方と最近の話題―活性型ビタミンD3製剤とビタミンK2製剤
河手 久弥
1
,
高柳 涼一
1
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
pp.494-497
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103272
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ポイント
●高齢者では,ビタミンDやKの不足が骨粗鬆症の発症要因になると考えられている.
●活性型ビタミンD3やビタミンK2は,骨密度は維持する程度であるが,骨折発症は抑制する.
●活性型ビタミンD3は,筋力を回復させて,転倒を防止するものと考えられている.
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