今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    しびれ・痛み治療のエビデンス
                                    【コントラバーシーの中から】
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    しびれ・痛みに対するビタミン剤の使用は是か否か
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                高橋 一司
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1慶應義塾大学病院神経内科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.317-321
                
                
                
                  発行日 2008年2月10日
                  Published Date 2008/2/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103232
                
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ポイント
●しびれと痛みに対するビタミン剤の有効性は,エビデンスとして確立されていない.
●臨床試験の結果から,B1製剤は痛みを中心にした病状に,B12製剤はしびれや異常感覚に対して効果が期待できる.
●臨床試験では4週間程度,長くても3カ月以内に効果が確認されていることが多く,長期にわたる治療の有効性はほとんど検討されていないため,治療効果が不明瞭な場合には,長期に及ぶ投与の継続は避けるべきである.

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