今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
しびれ・痛み診療の実践
腰椎疾患によるしびれ・痛みをどう診るか
藤村 祥一
1
1独立行政法人国立病院機構相模原病院整形外科
pp.263-267
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103218
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ポイント
●腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症は,疼痛としびれをきたす代表的な腰椎変性性疾患である.
●腰椎椎間板ヘルニアは,単根性障害で疼痛を主訴とする片側愁訴が多い.
●腰部脊柱管狭窄症は,多根性障害でしびれを主訴とする両側愁訴が多い.
●腰椎疾患による痛みとしびれの診療には,疾患別の病態,臨床像,診断基準,治療方針などに精通することが重要である.
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