今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
しびれ・痛み診療の実践
頸椎疾患によるしびれ・痛みをどう診るか
長谷川 和宏
1
1新潟脊椎外科センター
pp.259-261
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103217
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ポイント
●頸椎疾患由来の症状かどうか,すなわち,神経圧迫部位に一致する症状として説明できるかどうか
●頸椎疾患と判断できる場合,神経根症か,脊髄症か,続いて,椎間板ヘルニアか,脊柱管狭窄症か,を判定する.
●ヘルニア,狭窄症にかかわらず,神経根症の場合は,自然軽快することが多いのでまず対症療法を行う.
●脊髄症あるいは神経根症でも麻痺が認められる場合には,脊椎外科専門医に紹介する.
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