今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
しびれ・痛みの基礎知識
しびれ・痛みの疫学―どのようなしびれ・痛みをよく診るか
神津 仁
1
1神津内科クリニック
pp.205-209
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103204
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ポイント
●しびれも痛みも神経系が発するSOSサインと考えて,どこにどんな異常があるかを考える.
●高齢者ではpolypathy(多数疾患)のあることを考慮して,多様な原因を探ることが必要である.
●内科外来診療であっても,頸椎や腰椎の変化を見逃さない.
●内科外来における頭痛患者はおよそ13~14%.頭痛診療の質を高めて対応することが必要.
●神経所見をとるときに,臀部にみられる髄節性知覚低下域の有無を必ず確認する.
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