今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診断
血液検査・呼気ガス検査
山口 正雄
1
1東京大学医学部アレルギー・リウマチ内科
pp.1866-1868
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102970
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ポイント
●アレルギー検査は喘息診断の参考になるとともに,抗原の特定・回避に有用な情報となる.
●吸入抗原に対する特異的IgEは,アトピー型喘息の判定の参考になる.
●血中の好酸球数や総IgE値は疾患特異性が低く,喘息診療において診断的価値は低い.
●呼気NOは喘息で増加する.
●検体検査はCOPD診断における有用度は低いが,増悪時の病態把握には重要である.
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