今月の主題 消化器薬の使い方Update
消化器疾患の薬物治療
炎症性腸疾患(IBD)
二階 亮
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器内科
pp.1700-1702
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102929
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ポイント
●炎症性腸疾患(IBD)の標準的治療薬として,アミノサリチル酸薬・ステロイド薬・プリン拮抗薬が用いられている.
●ステロイド薬に緩解維持効果はないので,緩解期には漸減中止する必要がある.
●プリン拮抗薬はステロイド依存例に有効であるが,至適用量に大きな個人差がある.
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