今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
鑑別診断のための画像診断
頸椎外傷を疑う
松岡 哲也
1
,
横田 順一朗
1
1大阪府立泉州救命救急センター
pp.635-641
発行日 2003年4月10日
Published Date 2003/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102592
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ポイント
・外傷患者に対しては,頸椎外傷の可能性があれば頸椎固定を施行する.
・信頼できる患者か否かを判断する.
・可能な限り,頸椎単純X線3方向撮影を行う.
・X線上異常がなくても,不安定型頸椎損傷や頸髄損傷は否定できない.
・骨傷の診断にはCT再構築画像が有用で,頸髄損傷や軟部組織損傷の診断にはMRIが有用である.
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