今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
気道感染と抗菌薬のえらび方
非定型肺炎と抗菌薬のえらび方
堀内 正
1
1公立学校共済組合関東中央病院呼吸器科
pp.230-232
発行日 2003年2月10日
Published Date 2003/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102509
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ポイント
・非定型肺炎には,一般にβラクタム系抗菌薬は無効である.
・マイコプラズマ肺炎ではマクロライド系抗菌薬,テトラサイクリン系抗菌薬が第一選択で,ニューキノロン剤も有効である.それによって病期は40%短縮されるが,咳嗽期間は短縮されない.
・レジオネラ肺炎にはマクロライド系抗菌薬,リファンピシン,ニューキノロン剤を用いる.
・クラミジア肺炎にはテトラサイクリン系抗菌薬,ニューマクロライド系抗菌薬,ニューキノロン剤が第一選択である.
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