今月の主題 肺炎
院内肺炎
重症度と治療
古西 満
1
,
宇野 健司
2
,
三笠 桂一
1
1奈良県立医科大学感染症センター
2奈良県立医科大学第2内科
pp.2032-2035
発行日 2003年12月10日
Published Date 2003/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102307
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
・院内肺炎は最も死亡率の高い院内感染症である.
・院内肺炎の重症度を評価することは,初期治療の決定や予後の推定に重要である.
・院内肺炎の原因菌は多彩であり,医療機関ごとに原因菌を把握する努力は欠かせない.
・院内肺炎の初期治療はエンピリック治療となるので,患者の臨床情報を的確に把握し,可能性の高い原因菌すべてに対応できる抗菌薬を十分量投与する.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.