今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
腸疾患
早期大腸癌の治療と経過観察
遠藤 俊吾
1
,
工藤 進英
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
pp.1545-1547
発行日 2003年9月10日
Published Date 2003/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102204
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ポイント
・早期大腸癌の深達度診断は,治療方針決定のうえで,重要である.
・深達度診断を行う際には,拡大内視鏡によるpit pattern診断が有用である.
・sm癌のリンパ節転移は7.0%で,sm1c以深の癌に認められた.
・大きな表面型腫瘍の内視鏡的摘除にはEPMRが有用であるが,再発率が高く,早期の再検査が必要である.
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