今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
鼎談「内科医のやってよいこと・悪いこと」
島津 章
1
,
三森 経世
2
,
宮地 良樹
3
1国立京都病院臨床研究部
2京都大学医学部附属病院免疫・膠原病内科
3京都大学医学部附属病院皮膚科
pp.1028-1040
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102099
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宮地(司会) お忙しいところをお集まりいただきましてありがとうございます.今日は特集「内科医のための皮膚科的スキル」の鼎談として「内科医のやってよいこと・悪いこと」と題して,お二方の先生方からお話を伺いたいと思います.どうぞよろしくお願いします.
●「情報の宝庫」皮膚をみる
宮地 最初に,「皮膚をみる」ということ,これは内科診断学のなかで基本中の基本だと思います.最近の若い先生方を拝見していますと,理学的な診察法が不得手で,コンピュータの画面ばかり見て,血液データ病診断の様相を呈しているような印象を受けるのですが,島津先生,いかがですか.
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