今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
内分泌腺腫瘍の取り扱い
膵十二指腸内分泌腫瘍の取扱い
土井 隆一郎
1
,
藤本 康二
1
,
今村 正之
1
,
塚田 俊彦
1
1国立がんセンター研究所・腫瘍内分泌プロジェクト
pp.1224-1229
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101937
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ポイント
・膵十二指腸内分泌腫瘍は稀な疾患ではあるが悪性度は高く,特にガストリノーマは肝転移,リンパ節転移をきたし,治療上の注意が必要である.
・ガストリノーマは多発,異所性,悪性の場合に治療上の問題点がある.
・手術切除療法を第一に考慮する必要があるが,その前提として正確な術前局在診断が必須である.
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