今月の主題 循環器薬の使い方 2006
病態に応じた循環器薬の使い方
抗血小板薬
慢性虚血性心疾患における使い方
國本 聡
1
,
斎藤 穎
2
1日本大学医学部内科学講座循環器内科部門
2日本大学医学部先端医学講座
pp.1548-1550
発行日 2006年9月10日
Published Date 2006/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101692
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ポイント
慢性虚血性心疾患においては,禁忌でない限りアスピリン75~150mg/日を投与するべきである.
アスピリン禁忌例においては,チクロピジンの投与が推奨される.
非急性期の心筋梗塞で血栓症の合併が考えられる病態を伴っている場合は,ワルファリンを併用することが推奨される.
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