今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために
免疫疾患はなぜ起こるか?
アレルギー反応のメカニズム
釣木澤 尚実
1
,
秋山 一男
1
1国立病院機構相模原病院臨床研究センター
pp.917-920
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101638
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ポイント
アレルギーとは抗原抗体反応のうち病的なものを指し,その反応により標的細胞,標的組織の傷害が起こることをいう.
アレルギー反応は感作相(induction phase)と効果相(effector phase)に分けられる.
アレルギー反応には古典的な分類である液性免疫と細胞性免疫がある.
1980年代よりTh1/Th2 theoryが加わった.
アレルギー反応はさまざまな要素のネットワークにより成立し,1つの理論だけでは説明できない.
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