特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
皮膚疾患
痤瘡(にきび)
林 伸和
1
1東京女子医科大学皮膚科学教室
pp.600-602
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101616
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痤瘡は,10~20代に好発し,顔面を主体とする症状であるため,患者のQOLは,強く障害されている.日常生活では,規則正しい生活を行い,洗顔などのスキンケアに注意が必要であるが,丘疹や膿疱などの炎症性皮疹に対しては抗生物質の内服や外用を使用して瘢痕を予防することが大切である.面皰に対する治療や新生疹の予防には,グリコール酸を用いたケミカルピーリングが注目されている.
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