特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
消化器疾患
消化性潰瘍
高木 敦司
1
1東海大学医学部総合内科学
pp.116-118
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101486
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
消化性潰瘍の主な原因はHelicobacter pylori感染と非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)である.高齢化で腰痛や関節痛などに対するNSAIDsの投与に伴い,消化性潰瘍における高齢者の割合が増加している.さらに心血管イベント防止に用いられる低用量アスピリンは,特に潰瘍の既往のある場合は胃潰瘍の再発に注意が必要である.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.