図解・病態のメカニズム 胃疾患・10
消化性潰瘍の病態
太田 慎一
1
,
新井 晋
1
,
藤原 研司
1
1埼玉医科大学第3内科
pp.1394-1396
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907600
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消化性潰瘍の病態に関する理解は近年著しく変化した.消化性潰瘍の発生は攻撃因子と防御因子の破綻によるとされてきたが,強力な酸分泌抑制剤の出現やHelicobacter pylori(H.pylori)の発見により,消化性潰瘍の病態に対する理解も治療法も大きく変容しようとしている.本稿では消化性潰瘍の病態生理に関する知見を概説する.
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