今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
胃・十二指腸疾患
胃・十二指腸潰瘍の出血に対する内視鏡的止血
伊藤 透
1
,
日下 一也
2
,
川浦 健
2
1金沢医科大学総合診療科・内視鏡センター
2金沢医科大学総合診療科
pp.1284-1287
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101314
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ポイント
現在行われている出血性消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)の治療の主体は内視鏡治療である.
緊急内視鏡時の内視鏡診断が重要で,出血の状況を見極め適切な内視鏡的治療法を選択しなければならない.
内視鏡治療の限界を的確に認識し,患者の病態が悪化しない間に迅速に外科的治療に移行しなければならない.
消化器内視鏡医は消化器外科医と綿密な連携をもつ必要がある.
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