今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
長期コントロール可能な血液腫瘍
多発性骨髄腫
矢野 寛樹
1
,
飯田 真介
1
1名古屋市立大学医学部血液・膠原病内科
pp.1150-1153
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101286
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ポイント
65歳以下であれば自家末梢血幹細胞移植を併用した大量化学療法を行う.
長期の生存が期待できるが治癒は望めず,QOLを維持しながら生存期間の延長を図るのが治療目標である.
MGUSや無症候性骨髄腫に対しては,治療を行うメリットはない.
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