今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで
座談会
日本人の心不全を診る―海外のエビデンスをどのように適用するか<特に慢性心不全について>
山崎 力
1
,
三谷 一裕
2
,
横山 広行
3
,
川名 正敏
4
1東京大学大学院医学系研究科クリニカルバイオインフォマティクス研究ユニット
2医療法人三裕会三谷医院
3独立行政法人国立病院機構静岡医療センター循環器科
4東京女子医科大学附属青山病院循環器内科
pp.1916-1928
発行日 2004年11月10日
Published Date 2004/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101178
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川名 本日は,お集まりいただきありがとうございました.
本号の特集テーマである「慢性心不全」については,エビデンスが矢継ぎ早に出て,ガイドラインも整備されてきました.そこで,海外のエビデンスをどのように解釈し,実際の医療現場で,個々の患者にどのように適応するかというテーマで話し合ってみたいと思います.
私と山崎先生は,大学病院で働いておりますが,心不全の患者が多い基幹病院や実地医家の先生とどのように連携したらいいかという問題もありますので,地域の中核病院で活躍なさっている横山先生と,実地医科の先生として三谷先生にお越しいただきました.
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