今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで
Editorial
心不全とは? どのように診断し治療していくか?
川名 正敏
1
1東京女子医科大学附属青山病院
pp.1774-1778
発行日 2004年11月10日
Published Date 2004/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101145
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ポイント
さまざまな研究により,心不全の病態,重症度に関与する因子が明らかにされ,心不全の考え方が大きく変貌している.
新しい診断・治療法が開発されつつあるが,心不全診療の基本は,患者の個別情報の収集とリスク評価,基礎治療薬の正しい導入と維持であり,EBM本来の姿勢を忘れてはならない.
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