今月の主題 内科コモンプロブレム
発熱
草深 裕光
1
1名古屋記念病院総合内科
pp.585-591
発行日 2004年4月10日
Published Date 2004/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100752
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ポイント
発熱の原因は感染症,結合組織疾患,悪性腫瘍が代表的だが,感染症が大部分を占める.
発熱を診た場合,まず随伴症状と所見からどの臓器に問題があるか考える.
臓器特異的症状を伴う場合と,特異的症状がない,または絞り込めない場合は区別して検討する.
原因不明熱(FUO)の診療原則は,詳細な病歴聴取と丁寧な診察を繰り返すことである.
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