高齢者のリウマチ・膠原病はこう診る プライマリケアで遭遇するリウマチ・膠原病へのアプローチ
不明熱患者へのアプローチ
副島 裕太郎
1
,
萩野 昇
1帝京大学ちば総合医療センター 第三内科
キーワード:
感染
,
リウマチ性多発筋痛症
,
腫瘍
,
鑑別診断
,
巨細胞性動脈炎
,
痛風
,
軟骨石灰化症
,
不明熱
,
年齢因子
,
多数薬剤投与
,
関節炎-結晶性
,
ピロリン酸カルシウム結晶沈着症
Keyword:
Crystal Arthropathies
,
Age Factors
,
Diagnosis, Differential
,
Chondrocalcinosis
,
Fever of Unknown Origin
,
Gout
,
Infection
,
Neoplasms
,
Polymyalgia Rheumatica
,
Giant Cell Arteritis
,
Polypharmacy
pp.369-374
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015112946
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高齢者の不明熱では,若年者と比較して診断が確定することが多い.病歴が大切になる疾患で,病歴を聴取できないことがある.症状がはっきりしないことや,非特異的な症状しか認めないこともある.発熱の原因が複数ありうる.結核,感染性心内膜炎,リンパ腫といった疾患は最後まで鑑別に残る.
©Nankodo Co., Ltd., 2015