今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
腎・尿路疾患の診断と治療
【疾患各論】
腎硬化症
伊藤 貞嘉
1
1東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座腎・高血圧・内分泌学分野
pp.452-454
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100553
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ポイント
・腎機能障害の存在に早期に気づくためにGFRを計算する.
・良性腎硬化症では長期間の軽・中等症の高血圧が持続しており,尿蛋白は軽度で沈渣は正常である.
・悪性高血圧は速やかに専門医に紹介する.
・血圧の十分な管理が必要であり,家庭血圧の測定が推奨される.
・二次性高血圧を見逃さない.
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