今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
腎・尿路疾患の診断と治療
【疾患各論】
ループス腎炎
新田 孝作
1
,
内田 啓子
1
,
湯村 和子
1
1東京女子医科大学第4内科
pp.448-451
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100552
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
・ループス腎炎はSLE患者の50~80%に合併する.
・多彩な尿沈渣所見は活動性ループス腎炎の指標となる.
・尿異常,腎機能障害がある場合は積極的に腎生検を行う.
・2003年ループス腎炎の組織分類に改定が行われた.
・副腎皮質ステロイド薬が第一選択薬であるが,組織分類を参考に免疫抑制薬や血漿交換の併用を考える.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.