今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
腎・尿路疾患の診断と治療
【疾患各論】
ネフローゼ症候群―微小変化型・巣状糸球体硬化症・膜性腎症
斉藤 喬雄
1
1福岡大学医学部第4内科
pp.431-433
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100547
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ポイント
・ネフロ-ゼ症候群の多数は微小変化型で,その大部分はステロイドにより尿蛋白が消失する.
・高齢者では膜性腎症が多く,悪性腫瘍に伴う場合など続発性も考慮する.
・難治例では腎生検で診断を確定し,免疫抑制薬の併用など専門的な治療が必要となる.
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