今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
Editorial
t-PA時代のブレインアタック診療
山脇 健盛
1
1名古屋市立大学医学部神経内科
pp.188-190
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100491
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ポイント
・2004年3月に,わが国初の「脳卒中治療ガイドライン2004」が発表された.
・2005年10月,発症3時間以内の急性期脳梗塞におけるt-PA静注療法が認可された.同時に日本脳卒中学会より,「rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針」が作成され発表された.
・血栓溶解薬は諸刃の剣であり,使用基準を遵守しない場合,症候性頭蓋内出血の危険性が著しく増大する.
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