今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
新しい検査・特殊な検査の有効的な利用
腫瘍マーカー
大倉 久直
1
,
大谷 幹伸
2
1茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター内科
2茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター泌尿器科
pp.835-837
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100808
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ポイント
腫瘍マーカーは,癌診療での行動決定にキー情報となりうる重要な臨床検査である.
癌に対する感度と特異性は完全ではないが,その限界を認識して利用すれば,画像診断で得られない癌全体の動向を知るのに有用である.
主要な腫瘍マーカーについて,本稿に記した程度の知識は臨床医に必須である.
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