今月の主題 アルコールと内科疾患
アルコールによる臓器障害
アルコールと皮膚疾患
早川 和人
1
1杏林大学医学部皮膚科
pp.1588-1590
発行日 2005年9月10日
Published Date 2005/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100274
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ポイント
アルコール多飲者にみられる皮膚の症状,疾患には多種類のものがある.このうち慢性肝疾患,特に肝硬変患者では,くも状血管腫をはじめとする血管拡張性の種々の皮膚病変が生じる.
アルコール多量摂取との関連が特に深い疾患としてペラグラと晩発性皮膚ポルフィリン症があり,これらは特徴ある皮膚症状を呈することを知っておく必要がある.
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