今月の主題 アルコールと内科疾患
アルコールによる臓器障害
アルコールと筋疾患
荻野 美恵子
1
1北里大学医学部神経内科学
pp.1571-1573
発行日 2005年9月10日
Published Date 2005/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100269
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ポイント
アルコール摂取に伴い,機序は明らかではないが,直接筋障害をきたしうる.
急性アルコール性筋障害は大量のアルコール摂取に伴い,骨格筋融解をきたすものである
慢性アルコール性筋障害はアルコール常用者の40~60%に認められる.
慢性アルコール性筋障害は筋萎縮が特徴であり,アルコール摂取の中止にて改善しうる.
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