今月の主題 アルコールと内科疾患
アルコールによる臓器障害
アルコールによる末梢神経障害
ト蔵 浩和
1
1島根大学医学部神経・血液・膠原病内科
pp.1550-1552
発行日 2005年9月10日
Published Date 2005/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100264
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ポイント
アルコール性ニューロパチーの特徴は,痛みを主症状としたものであり,運動障害は目立たない.
アルコールの多量摂取者では,ビタミンB1欠乏によるberiberi ニューロパチーも起こるが,知覚障害とともに,運動麻痺,心不全症状などが起こりやすいのが特徴である.
アルコールの多量摂取によって,ナイアシン不足になり,ペラグラが起こることがある.
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