今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
胆膵疾患の診断とフォローアップ
【胆】
胆囊ポリープ
畑中 恒
1
,
玉田 喜一
1
,
菅野 健太郎
1
1自治医科大学消化器内科
pp.1398-1400
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100235
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ポイント
胆囊ポリープは腹部超音波検査における胆囊異常所見のなかで最多である.
胆囊ポリープのほとんどを占めるコレステロールポリープは,良性疾患であり無処置で経過観察してよい.
ポリープ径10mm以上,広基性,増大傾向を示すもの,あるいは典型的コレステロールポリープでないものは悪性も考慮に入れ専門医へ紹介したり,超音波内視鏡,MRCP,ERCPなどの精査を勧める.
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